海外のテニス大会 全米オープン

テニスの試合

全米オープンテニス大会はウィンブルドン、全仏、全豪とならぶテニスの4大国際大会のひとつで毎年8月末頃からニューヨーク郊外で開催されています。なお、観客数や賞金総額は海外のテニス大会の中でも最も大きいです。

大会の大きな特徴ですが、4大大会の中では全豪オープンと同じく、管理がしやすいハードコートと呼ばれるセメントの上に樹脂をコーティングしたコートで行われます。ハードコートは球足が全体的に速いため、サービスやストロークのボールスピードが速い選手が有利と言われおり、ボールがバウンドする際にイレギュラーしづらいため、実力通りの結果になりやすいのも特徴です。また、同じハードコートの全豪オープンと比べても全米オープンのコートは球足が早い仕様になっています。

ちなみにベースライン上でのストロークプレーが武器の錦織圭選手は全米オープンを得意としており、2014年はアジア人選手として初めて決勝に進出し、準優勝という結果を残しています。

なお、男子シングルスはここ10年でナダル選手が3回、ジョコビッチ選手が2回優勝していまうが、いずれも連覇はなく、ビッグ4ではフェデラー選手、マレー選手が1回ずつの優勝、他にもワウリンカ選手、チリッチ選手、デルポトロ選手など多くの選手が優勝していて絶対王者がいないので、毎年白熱した戦いが繰り広げられています。